歴史年表

個人的な興味と解釈に基づく過去の出来事を記載

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約6億ー5億5000万年前 先カンブリア時代 ディッキンソニア、ネミアナ(エディアカラ動物群 )

約5億3000万年前 カンブリア時代 パイケイア、メタスプリギナ(バージェス頁岩)ユンナノズーン、ミロクミンギア(澄江動物群)

約4億年前 デボン紀  ケファラスピス、シーラカンス、イクチオステガ、アカントステガ、アンモナイト、大量絶滅

約2億9900万年前〜 ペルム紀 パンゲア大陸の形成 大量絶滅

約2億5100万年前〜 三畳紀 棘皮動物の繁栄

約1億4500万年前〜 白亜紀 爬虫類の繁栄、有胎盤類の出現 パンゲア大陸の完全な分裂

約6600万年前〜 暁新世 哺乳類と魚類の進化

約3400万年前〜 類人猿がオナガ猿上目と分岐、食肉目の繁栄

約2300万年前〜 ヒト科の出現、ぞうの繁栄

約500万年前〜 猿人の出現

約200万年前〜紀元前1万年前 旧石器時代 

約30万年前 言語の獲得?

約25万年前 ホモ・サピエンス 

紀元前14000年〜紀元前400年 縄文時代 土器、貝塚

紀元前8000年〜 新石器時代 オリエント メソポタミア エジプト文明 人類の定住が始まる。身体の内部に溜まるエネルギーを発散するための祭りが行われる

紀元前3000年〜 銅器時代 鉄器時代 金属の道具が使われる ヒッタイト(紀元1500年前)が鋼を発明

紀元前1000年〜紀元後300年 弥生時代 稲作の発展

紀元前1000年 ヴェーダ バラモン教

紀元前808年 マケドニア王国

紀元前500年頃 釈迦 マハビィーラ(大雄)ウパニシャッド

紀元前427誕生 プラトーン イデア論、ソクラテスの弁明、国家

紀元前384誕生 アリストテレス 動物誌 有血動物 形而上学 学 エピステーメー 美徳 バーチャー 時間とは、運動や変化によって認識できるものであり、さもなければ時間はないという

紀元前372頃 孟子 儒教 性善説

紀元前330頃 エウクレイデス ユークリッド原論

紀元前200頃 古代ローマ 共和制

紀元前27年 ローマ帝国 帝政開始

紀元前6年? キリスト

285年 ローマ帝国 専制君主制

395年 ローマ帝国 東西分離

495年 キリストの代理者という称号にてローマ司教が選出 教皇となる

800年 神聖ローマ帝国

1096年 第一回十字軍 エルサレムへ 

1173年 親鸞誕生 1263年死去 他力本願 吉本的には絶対他力の果ての人の悪行 

ロマネスク様式 西ヨーロッパ

12世紀 ゴシック建築

14世紀 イタリア ルネッサンス 16世紀頃まで 類似 相似 がエピステーメー (フーコー)

1337年 フランスとイギリスの間で百年戦争が起きる

1372年 ピサの斜塔完成

ヨーロッパ 科学革命

1452年誕生 レオナルドダヴィンチ キリストの洗礼 1472年 受胎告知 1475年〜 人体図 1485年 モナリザ 1503年

1475年誕生 ミケランジェロ システィーナ礼拝堂 天井画 1508ー

1483年誕生 ラファエロ アテナイの学堂 1509ー

1473年誕生 コペルニクス 地動説(1510)

1517年 ルター 宗教改革 ルター派がその後ドイツ観念論へと発展 ゲーテ形態学に影響を与える プロテスタント

1532年 マキャベリ 君主論

1564年誕生 ガリレオ 落体の法則 振り子時計の発見:これにより時間が同じ間隔で理解出来るようになった1633年終身刑 シャイクスピア 誕生

1571年誕生 ケプラー ケプラー法則

1588年 アルマダ海戦 スペイン イギリスに敗北

バロック イタリアで流行

1600年 関ヶ原の戦い イギリス 東インド会社設立 利子率 株主の概念

フリーメーソンが広まる 古典主義 同一性 相違性による比較がエピステーメー 相同性の概念の前夜

1632年誕生 フェルメール 

1637年 デカルト 方法序説 

1641年 デカルト 省察

1642年誕生 ニュートン 力学(1665) 微積分学 絶対時間の提唱:一定のテンポで刻まれる時間を提案

1646年誕生 ライプニッツ モナドロジー

1651年 ホッブス リバイアサン

1677年 スピノザ エチカ

1690年 ジョン ロック 人間悟性論

ロココ様式 フランス宮廷

1707年 オイラー誕生

1721年 帝政ロシア勃興 1917年まで

1730年 バッハ 二つのバイオリンのための協奏曲

1739年 デビット ヒューム 人間本性論 懐疑主義 イギリス経験主義 ブラックスワン

1742年 HallerとTraube 頸動脈小体の発見

1748年 モンテスキュー 法の精神

1757年誕生 ブレイク Ancient of Days 1794

1762年 ルソー 社会契約論

1775年 アメリカ独立戦争 モーツアルト バイオリン協奏曲第5番 トルコ風

1776年 アダムスミス 国富論 見えざる手概念の提唱

1787年 カント 超越論 純粋理性批判 実践理性批判 1788 判断力批判 1790 動物は変異体となって別の動物になるか?

18世紀 産業革命

1787年 フランス革命 自由 平等 友愛

1790年 ゲーテ 椎骨仮説 ロマン主義 かたちの教義とは変出の教義である。変態が教えてくれることは自然界に存在するあらゆるもののサインである. ヒトの胎児の骨からそれまで動物にしかないと考えられていたos intermaxillarisを発見 植物の茎、花びら、雄しべ、などはある理想的な葉から変出によってできると唱える. カントの判断力批判を読み影響を受ける. ゲーテは創造的力が胚発生には働いておりすべての脊椎動物は共通のかたちを持つと考えた. また外界からの力が動物に働くと環境に適応すると考えた

1792年 シェリング 悪の起源について

1799年 フィヒテ 無神論論争 神の概念的問題 存在証明

ゴッシク建築 復興 イギリスから

19世紀 近代 エピステーメーは人間で諸学問として生物学、経済学、言語学が出来た

1804年 ナポレオン フランス皇帝

1806年 ベートーベン バイオリン協奏曲ニ長調

1807年 ヘーゲル 精神現象学

1809年 ラマルク 動物哲学

1814年 蒸気機関車 実用化

1817年 パガニーニ バイオリン協奏曲第一番ニ長調

1825年 ジョフロア homologousを初めて使用 Buffonが最初に言いだした概念

1828年 キュビエ ゲーテの否定

1837年   Reichert 中耳問題 ヴィクトリア女王がイギリスを統治

1840年誕生 モネ 睡蓮の池 1919

1841年 Rathke ナメクジウオ は頭部を持たない 特に脳 感覚器に言及

1844年 メンデルスゾーン バイオリン協奏曲ホ短調

1845年 Quatrefages ナメクジウオ は退化した脊椎動物

1848年 Vogt 頭部分節否定 ゴーギャン 誕生 タヒチの女 1891

1848年 Owen 原型動物 マルクス 共産党宣言

1850 Remak いわゆる体節をUrwirbel (Protovertebra)と定義

1853年誕生 ゴッホ 星月夜 1889年 ポスト印象派

1858年 Huxley コリニアンレクチャー 後頭骨解釈を失敗

グレイの解剖学 出版 3年後にグレイは死去

1859年 ダーウィン 進化論

1860年 ミュシャ誕生 アールヌーボー

1864年 Marcusen ナメクジウオ のpterygial muscleが横紋筋であることを発見

1865年 トルストイ 戦争と平和

1866年 ヘッケル ナメクジウオ=頭索類 Acraniaは脳を持たない 祖先的な脊椎動物ナメクジウオ =は虫から進化

1866年 コワレフスキー ホヤを原索動物とする ドフトエフスキー 罪と罰

1867年 大政奉還 マルクス 資本論

1868年 大日本帝国建国

プラグマティズムの勃興:パース ジェームス 20世紀アメリカの思想を支える

Qwsjannnkow ナメクジウオ の前端に位置するdorsal nerveを三叉神経と相同と主張

1870年 ガソリン自動車の発明

Kupffer ホヤと脊椎動物の鰓裂と筋が相同である 

1871年 ゲーゲンバウア 板鰓類の頭蓋の観察

1872年 ボルツマン エントロピー増大を証明 これにより時間の不可逆性が説明される

1875年 ランケスター 腸体腔仮説 ゲッテ 両生類頭部分節 ドールン ゴカイ起源説

1876〜 バルフォア head cavity ベルが電話機を発明

1878年 チャイコフスキー バイオリン協奏曲ニ長調 ブラームス バイオリン協奏曲ニ長調

1881年 バルフォア クラゲの4つの腸腔を祖先的分節とする somiteの名称を考案する

1882年 フロリープ 舌下神経に一過性の脊髄神経節ができることを確認. これより後頭骨領域は体節が二次的に頭部に入り込んだ領域だと考える. 体節と頭腔の相同性を否定 ガウディ サグラダ ファミリア 着工

1883年 Van Wijhe 頭部中胚葉に背側と腹側の分類を提唱. 9つの中胚葉頭部分節を見いだした Hubrechtは紐虫が脊椎動物の起源であると主張

1884年 Sedgwick 腸体腔仮説 母なる仮説 Ahlborn、体性分節、臓性分節の対概念を提唱

Sharp ナメクジウオ のfrontal eyeは退化したもので脳も二次的に失ったと主張

Hatschek ナメクジウオ のanterior neuroporeは、embryの時期を過ぎても開いたままだと主張 Goetteは、これを松果体と相同といい、Hatschekも同意 anterior left gut diverticulumの発生ー外は、開いてciliated organになる. 内側は、感覚器となる. これを嗅覚器官と混同. cliated pitがbuccal cavityに取り込まれると、wheel organとなる. Hatschek’s nephridiumを初めて記載. 口の周囲でvelumよりもやや後方. 

Shipley DohrnとLankesterは共に、ホヤとナメクジウオ が、退化した脊椎動物だと考えていたことに言及. ナメクジウオ は、脊椎動物のmain stemグループから遠く離れた動物と主張

1885年 Balfour von Baerの仮説(higher formはlower formのembryoに似る)を否定 BalfourはDohrnの友人であったが、彼の主張(annelied theory)を完全には、認めていなかった. Balfourは、Elasmobranchの仕事から、脊索動物の祖先は、分節的で、二つの神経索を側方に持つと考えていた. Hubrechtの仕事を気に入っている. 

ナメクジウオ は、脊索動物の祖先と似ていると考えている. よって骨は、原始的な特徴ではないとする. liverの位置は、branchial cleftの後端の目印とする. この部分までが、脊椎動物の頭部となったと主張. Fore-brainは、無脊椎動物のpreoral lobeと相同. ナメクジウオ の脳の最も前端は、脊椎動物のfore-brainと相同. 脊索動物の前の神経索がmid-hindbrainに進化した. Enteropneust theoryについては、形態的に脊索動物ととても異なるため、比較が不可能と主張. Semperの仮説を否定.

Bateson W : ナメクジウオ とギボシムシ を比較、olfactory pitをcoelomic originとする. stomochordの成長とともに、一つのproboscis coelomを左と右の二つに分けることを主張. これとナメクジウオ のagdが二つに分かれる現象が対応すると主張(間違い)

1886年 Bateson W : ギボシムシが脊椎動物の起源であると主張. 背腹逆転はなく、stomochordが脊索と相同と考えた dorsal rootとventral rootが異なる機能を持つと考えた Balanoglossus Aurantiacusは、CNSがmedian dorsal lineのplateがdelaminationすることで形成される 

articulate animalと脊椎動物の分節は、独立に進化したと主張 enteropneustの神経発生(neurulation)は、ナメクジウオ よりも原始的と考える. ナメクジウオ のventral rootの理解を失敗. tunicateには、分節はないと主張.

Herman WA : ヘッケルを除くと、appendiculariansを最も祖先的な尾索類と考えた最初の仕事.

Koehler R : Annelid theory ナメクジウオ とホヤは、退化した円口類と主張. 半索動物と棘皮動物の類縁関係を否定

半索動物は、ゴカイから進化し、退化したproto-vertebrateと考えた.

自由の女神完成

1887年 Gegenbaur 頭部に9つの分節が存在する

Dohrn A : endostyleは祖先において対の鰓裂であったと主張

His W : ナメクジウオ の脳は、脊椎動物の後脳と相同 ナメクジウオ の口は、鰓裂 Club shaped glandは口の反対側の対応する場所に形成される(Delsmanの発見の再確認)

1888年 Hatschek B : ナメクジウオ のsclerocoel形成の観察 (間違い)

Herrdman WA : 尾索類は、退化したoffshoot appendicularianを最もbasalな尾索類とした ホヤの祖先は、分節構造を持った動物 口は腹側で肛門は後方にある 鰓裂は咽頭に発達 脊索は背側 (somatovisceral animal)

Rhode E : ナメクジウオ とゴカイの神経系の比較 どちらも神経索の巨大な細胞体から出る繊維を持っている. 走行が似ている

Schimkewitsch W: バルフォア的中胚葉進化 トロコフォアからトルナリア そして脊索動物へと進化

Ruckert J : ゴカイのexcretory organと脊椎動物の中腎を比較 脊椎動物の前腎は、ゴカイの分節的な器官と相同

1889年 Fusari R : ナメクジウオ の交感神経網を信じている ventral nerve rootも信じている

1890年 Platt 前頭腔の発見 Dohrn 板鰓類に15の上皮性体腔を観察する Patten 節足動物が脊椎動物の起源

1891年 Haeckel 人類創世記 Protospondylus ナメクジウオ的段階から脊椎動物が進化したと考える

1893年 Platt 頭蓋が神経堤由来だという

1896年 Haeckel The evolution of man ナメクジウオを脊椎動物とする(Acrania)

1897年 Masterman diplochorda理論 箒虫の一対のdivericularが脊索と相同であるという

1898年 Masterman 箒虫 儀節虫の一対の脊索をもつ動物が脊索動物の起源という.  3つの体腔が原始的段階 Metacoelが体節に進化 ナメクジウオのAGDはprotocoelと相同 第一体節はMesocoelと相同

モダニズム 近代主義 コルビジェ

1901年 Van Wijhe 顎前中胚葉 頭部中胚葉 体節をわける Premandibular head mesodermとprotocoelが相同

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第二番

1902年 日英同盟 1923年失効 小林秀雄 誕生

Koltzoff Developmental history of the head of petromyzon planaei

円口類の頭部分節 分節を二つに分類 頭部体節はpremandibular, mandibular hyoidからなりmandibular, hyoidは第一咽頭嚢によって二次的に分節化されるとする(領域化)。一方第4体節以降は自律的に分節 頭部体節の発生過程はナメクジウオ体節と似ている。Enterocoely pmcに腔はできない。基本的にはWijheの観察したサメの分節番号と対応 第一体節に関する当時の論争 鰓弓を主体とするか、体節を主体とするか、背腹の二元論 Goetteに対する尊敬 Kupfferに対する異様な攻撃 ナメクジウオはアンモシーテスから特殊化したを支持(ドールン) 左右非対称は特殊化 Eu metamerismについて17鰓裂の状態を祖先的と推測 Willeyを支持 円口類、顎口類は数を減らす傾向にある. ヤツメノ神経分節を記載. 体節、脳神経との対応を示唆. Nealが最も良い仕事をしていると評価. 最後は頭部を分節的に認識するとそれは多元的であり頭部の規定は失敗するとして完結. 頭部の実在に疑問を与える形. 頭部は幻という可能性を提示している.

1903年 ライト兄弟が飛行機で空を飛ぶ シベリウス バイオリン協奏曲ニ短調 フォンノイマン 誕生

1904年誕生 ダリ 溶ける時計 1931(シュルレアリスム)

1905年 アインシュタイン 特殊相対性理論 世界は4次元の時空でできていると主張 ニュートンの絶対時間を否定

1906年 ガウプ 神経頭蓋の記載

1906年 ソシュール 一般言語学講義

1907年 ピカソ アビニヨンの娘たち キュビスムの流行

1908年 ガスケル 節足動物起源説

1909年 Wiedersheim 脳神経節と脊髄神経節を連続的に記載 分節論

1910年 ココシャネル パリにオープン 大正デモクラシー

1914年ー18年 第一次世界大戦 夏目漱石 心 丸山眞男誕生

1915年 Einstein 一般相対性理論 重力は、4次元の時空が曲がったもの

シュペーマン:オーガナイザーで有名だが、脊椎動物の比較形態学者として成長 実は彼が初めて相同性と発生機構の関係性について研究した 当時比較形態学は重要な学問で発生学の重要な発見を導いたことは面白い 今の研究者で両者を扱える人はあまりいない

1917年 Froriep サンショウウオの頭部中胚葉観察 分節なし

1918年 Goodrich 板鰓類の頭部発生を記載

1919年 マックスウェーバー 職業としての政治

1920年 遺伝学とダーウィン理論の融合 現代の総合説

1921年 ヴィトゲンシュタイン 論考

1922年 ベイトソン進化の事実と現代の疑念 スターリン ソビエト連邦共産党書記長になる

1924年 シュペーマン Uber Induktion von Embryonanlagen durch Implantation artfremder Organisatoren

1926年 カルツァークライン理論 4次元空間の提唱 重力と電磁気学の融合が可能となる 試みは失敗

1927年 Heidegger 存在と時間

1928年 ジョン ナッシュ 誕生 ウィーン学団による論理実証主義

1929年 世界恐慌

1930年 Goodrich Studies on the Structure and Development of Vertebrates

Gödel 不完全性定理                                              

1932年 モルガン「遺伝学の勃興」:発生学は形而上学であり非科学的 この視座はマイヤーなどその後の集団遺伝学者と近い 京都学派哲学者も同じことを言っていた 

小室直樹 誕生

1935年 Nowikoffの相同性の分類 homology, homoiology, homomorphy, isomorphy or analogy

1936年 ケインズ 雇用利子貨幣の一般理論

1938年 de Beer the development of the vertebrate skull

1941ー45年 太平洋戦争

1942年 映画 カサブランカ

Mayr Systematics and the origin of species, from the viewpoint of a zoologist

1945年 冷戦開始 カール ポパー 開かれた社会とその敵

1945年 サルトル 実在論

1946年 埴谷雄高 死霊 カントのアンチノミーを参考に

1947年 レヴィ ストロース 親族の基本構造 親族は女性を交換するためにある 社会の基本は交換である そこに機能的な説明はいらない

1950年 Remane 環形動物ではmetacoelから体節が由来 分節的体腔は二次的であるという 刺胞動物のような祖先から上皮性体腔的中胚葉ができ左右相称動物が出来たという仮説

レヴィ・ストロース「悲しき熱帯」機能主義人類学:弱点:循環論になりがち、存在の理由を語れない 構造主義は機能主義を否定する

一般システム理論の構築(ベルタランフィら) 様々な階層の現象をシステムととらえ、横断的に応用可能な理論を構築しようとした

システム理論の要旨:目的論 システムには下部システムがある システム同士は調和しまとまって存在する システムは互いに作用する(機能的)システムは部分に還元できない 起きている現象を要素に分け、システムといったところで不十分な現実の変換でしかない

朝鮮戦争 ジョン ナッシュ 非協力ゲームに関する論文

1951年 サンフランシスコ講和条約

1952年 チューリングが反応拡散の数理モデルを提唱する

1953年 ウォディントン 「エピジェネティックと進化」ロラン バルト 零度のエクリチュール ソシュールの再解

釈。記号の中に言語があるというソシュールにたいし、言語の中に記号があると考えた

映画 ローマの休日

1955年 ハイデガー 「同一性と差異性」ベトナム戦争 1975年まで

ディズニーランド オープン

1956年 カール ポパー 開かれた宇宙ー非決定論の擁護

1958年 映画 ティファニーで朝食を

1959年 デリダ「発生、構造、現象学」

1960年 Seidel : Basic Body pattern ファイロタイプの元ネタ

1961年 フーコー 狂気の歴史 世界初のパケット通信論文

Simpsonの相同性:共通祖先から引き継がれた類似性

1962年 フーコー 精神疾患と心理学    レヴィ ストロース 野生の思考 原住民の社会が現代数学によって証明される キューバ危機

1963年 ケネディー暗殺

1965年 ルイ アルチュセール 資本論を読む、マルクスのために出版

1966年 ラカン 書かれたもの 出版 ソシュール構造主義を精神医学に応用

1967年 デリダ、声と現象、エクリチュールと差異、グラマトロジーについて 発表 ポスト構造主義のはじまりという解釈も

電弱統一理論 電磁気力と弱い力をまとめた理論 :グラショー、ワインバーク、サラム

1968年 ドゥルーズ 「差異と反復」(和訳 財津理)

p99 種的差異と類的差異の分類 類の下流にある差異について種といっている これらは量的な差異とわけられる

P100 ヒトは一義的なものについて話しているときに多義的なものを見ている

P115 存在は一義的である しかし存在を構成する要素は等しくない つまり存在とは形而上学的である 一方類比は形而下

もし19世紀の進化研究を毒された西洋形而上学といって罵倒したとすると、今の形態学者は存在の理由を克服できたのだろうか?

フランス五月革命 アルチュセールはイデオロギー論、フーコーは権力論、ガダリは欲望理論として分析 

ロバート・マートン マタイ効果の定式化:すでに業績をあげているひとはさらに利益をえる

吉本 隆明 共同幻想論 対幻想の概念を提唱

アメリカ西海岸 ヒッピーカルチャー

1969年 アポロ11号月面着陸 以降の科学の停滞

1970年 大阪万博    カタストロフ理論 ルネ、トム 三島由紀夫 死去 このまま日本が経済的に豊かになることだけを追求すればそれは無情であると

1971年 ルーマン 批判理論と社会システム理論 ハーバマスとの討論 クーン 科学革命の構造

1972年 ドゥルーズとガタリ、アンチ・オイディプス出版 欲望を諸機械として理解 欲望はそれ以外のものと結合するがその関係性に必然はない そして絶えず断絶される Romer vertebrate as dual systems ガースタング的な理論

デリダ 哲学の余白 散種 ポジシオン  ウォーターゲート事件

1973年 オイルショック 

1975年 フーコー 監視と処罰

マンデブロがフラクタル概念を提唱

Riedl     Die Ordnung des lebendigen Evo devoの前衛 発生拘束が、様々な生命の多様性に影響すると主張 発生と機能は高度に相互依存的で生物はシステム

1976年 selfish gene ドーキンス

1977年ドゥルーズとガタリ 「リゾーム」 ルーマン 宗教の機能 アンドレ グリュックスマンが思想の首領たちを出版

ベルナール アンリ レヴィ 人間の顔をした野蛮   映画 スターウォーズ

サンガー法によりDNA解読可能に

Gould Ontogeny and Phylogeny 発生学寛容派

Jollie 頭部分節 スウェーデン学派

ジャコブ:進化は既にある遺伝子の変容によって起こる

1979年 ジャン=フランソワ リオタールがポストモダンの条件を出版 大きな物語の終焉を主張 マルクス主義への埋葬思想

Eldredge Taxic and transfomrmational homology

1980年 ドゥルーズとガタリ 千のプラトー デリダ 絵葉書

カオス理論(エドワード、ローレンツ) 非線形性な決定論的力学系

1981年 Dahlem conference : 発生が進化に影響することを最初に議論した国際会議

1982年 Mayrの相同性:二つの生物のある特性がもし、それぞれの共通祖先にある対応する特性から進化したならばこれらは相同である.

Patterson 相同性とはSynapomorphyであると定義

1983年 Homeobox遺伝子の発見:Gehring and McGinnis, Scott, Weiner. この発見により、構造主義的な進化研究が高い信頼のもと開始される. この段階ですでにHox研究がのちの機能解析研究や進化研究で中心になることは決まっていたと言える. ボディープランとHoxはセットで考えられる. 反発として、Hoxが体軸形成に機能しないという論文ももちろん出た.

浅田彰 構造と力       Raff and Kaufman    Embryos, genes and evolution

Sander Phalotypic stage : ある門のすべての一員がもつ一般的な特徴が初めて現れる発生時期という定義 

一般的というのが問題 比較形態学的にどう分類するかでステージが変わるし、動物群も分けられる その結果 門の定義が揺らぐ

1984年 吉本と埴谷の間でコムデギャルソン論争 勃発  カール ポパー より良き世界を求めて ルーマン 社会システム

マイケル グリーン、ジョン シュワルツ :超ひも理論:重力がなぜ弱い力なのかを説明できる可能性がある よって電磁気力などと同じ力として統一する理論を目指す 10次元時空を予想 6次元はとても小さいため、目では見えない 素粒子の振る舞いを説明する ひもは二つあり 閉じた紐は重力子 開いた紐は光子や電子などと考えられている 基礎は、1920年代のクラインらの仕事

1985年 リュック フェリーとアラン ルノーが68年の思想を出版、構造主義、ポスト構造主義思想家の否定 かれらが68年の革命を正確に分析できていないと主張 またフランス哲学はドイツ哲学の焼き写しであり先進性がないということ フランス知的世界の変革 また69年5月の革命は人間主義の問題でありシステムにたいして個人が自我を肯定する出来事であった

日本においてフランス現代思想ブーム(ニューアカデミズム)が起きる 本国フランスではすでにその人気は下火 日本はバブル期

DST(Developmental system theory) Oyamaらによる発生する胚に関する理論 

ソ連 ペレストロイカ

1986年 Shubin and Alberch  四肢の進化において、発生が重要だと主張

1989年 ベルリンの壁 崩壊

1990年代 複雑な適応システム(CAS)(ジョン、H、ホランドら) ダーウィン進化論と一般システム理論の融合

マーク ポスター 情報様式論    現代の進化総合説が発生学的統合をはじめる。Evo-Devo

ホログラフィック理論 この世界は二次元であり、三次元の空間は、その空間の境界に書き込まれた情報を写しているという考え方 :これとゲノムと表現型の対比は面白い ゲノムに書き込まれた情報は、表現型に写し出されるはずだが、まだその仕組みをよく知らない

超ひも理論の分野では、空間にはブレーンと呼ばれる膜が存在することがわかる ブレーンは、0次元から9次元まで分布する

1991年 ドゥルーズ 、ガダリ 「哲学とは何か」哲学者は概念の友である。つまり概念を創造することを本文とする学問領域である

具体例:カントー批判、ヘーゲルー精神、デカルトーコギト

概念とは:ひとつの多面体、ひとつの絶対的表面あるいは絶対的容積 また概念とは認識であるがそれ自身の認識であり、そのものの状態ではない 科学は概念を必要とせず、もろもろの状態とそれらの諸条件しか扱わない 概念は哲学に属するものであり哲学にしか属さないものである 哲学平面はフラクタル。発生平面もフラクタルとして見た方がよい

日本バブル崩壊 ソ連崩壊 埴谷はいち早くこのことを予言

Muller and Wagner 形態的新規形質の定義 共通祖先に対応する部分がなく、その動物にも系列相同になる部分がないある構造のこと

1993年 Hollands ナメクジウオ Hox3単離 再び歴史の舞台にナメクジウオを戻す

Zootype: Slack et al. 保存された遺伝子発現と機能から形態を定義した

1994年 Arendt ゴカイの復活 逆転説

1995年 ソーカル事件 Eddy and Sasai 背腹逆転説 ジョフロアの復活 現代的進化発生学の最盛期 そして以降の難渋

ポルチンスキー Dブレーンの発見 ブレーンの上では、開いた紐の端がくっつく Dブレーンは、集まると周囲の空間を大きく曲げる Ads/CFT対応:マルダセナの研究(ブラックホールのような強い重力が関わる現象と身近な物理現象を同じ論理で考察できるようになった)

1996年 Gee Before the back bone       Raff The shape of life 初期と後期発生はともに可塑性が高く、ヘッケル的な反復説は間違い

1997年 埴谷雄高 死去 虚体の概念を考案 死霊は未完成のまま 最終章は釈迦と大雄の対話 言葉の虚無性を語る

Subin, Carroll, Tabin Owenの形態的相同性を深めた 形態的に相同な形質は、発生機構もよく似ているといった

1998年 東浩紀 存在論的 誤配性は、一見関係しないものが何らかの原因で近づき新しい現象が開始することにつながる 進化における可塑性とも似ている 原理的に、生物は動き回らないとより良い段階にはいかないのかもしれない 科学的にこの原理を解くことはできるのだろうか

ダニエル・ブーニュ メディオロジー的転回の提唱。記号論的、言語論的転回の後に語用論的転回、そしてメディオロジー的転回が進行していると説明。

Google検索 

ADD理論 余剰次元の大きさは最大で1mmと主張 現在は、数十マイクロ(ヤツメウナギ体節が100µm)の可能性を実験中.

AdS/CFT対応 マルダセナによる理論 3次元空間と2次元空間で同じ理論が成立する ホログラフィー原理を支持する結果

1999年 RS理論 余剰次元によって重力が薄まるという理論 曲がっている余剰次元が重力子を薄める. 

2000年 ヒトゲノムドラフト解読 進化研究は系統関係の見直し 進化発生学は情報過多により遺伝的階層の図式化に苦悩 

Genotype - Phenotype 問題 21世紀の主要な対象となりまだ解かれていない

2001年 wikipedia開始 東浩紀 動物化するポストモダン 9.11

2003年 skype開始 Lowe ギボシムシ復活 前後軸パターンの保守性

Muller Organization Homology 概念:異なる要素からなる二つの形質がsameになりうるか?を解こうとした 7つの条件を提示

Wake 相同性は意味がない概念である ある発生の側面のみが相同性の対象となりうる

Hansen 進化可能性とモジュールについて:進化可能性の最大化は、モジュールが完全に関係しなくなる時ではなく、16%の遺伝子がpleiotropicである状態の時である.

2004年 ジジェク 身体なき器官

進化論的認知論の基本問題:理念的な生パターンの出現という問題は、カオスと秩序との多様と一との諸部分とその全体との関係といった古い形而上学的な謎以外の何ものでもない

現代生物学は不気味なことにヘーゲル的言語と類似し始めている……目的論的で自己組織的な実在としての生命

facebook開始    

アーサー:進化の遺伝的機構

1 heterotopy

2 heterochrony

3 heterometry

4 heterotypy 

Martindale 刺胞動物に中胚葉的内胚葉 endomesodermと解釈

2005年   ランシエール 「民主主義への憎悪」

Amundson 相同性は名残であるという分析 

2006年 ナメクジウオ、ホヤよりも脊索動物のbasalへ

笠ー高柳の公式:時空が物質的な素材によってできてくる可能性、ホログラフィー原理の応用 ある空間の領域xと領域yの間の量子もつれの強さSを公式にした 時空は量子もつれが多数集まってその結果できたもの

2007年 google ストリートビュー i phone リーマンショック 

国民国家 資本主義の不安定化

2009年 アラン パディブ 共産主義の仮説

Subin, Carroll, Tabin deep homology 昆虫と脊椎動物の付属肢は相同ではないが、発生機構は相同かもしれない 形態を超越して発生機構は相同となる 例 昆虫の角と付属肢

2010年 Kalinka ファイロタイプの分子版 発生中期がよく保存されていると主張 :リンネの門概念が生物学的に無意味と言われることがあるため、ファイロタイプ研究は、概念的な再考察が必須.

Wagner and Lynch 適応とinnovation (novelty)の遺伝的背景は異なるらしい noveltyに必要な遺伝的変化は大規模だが、適応は、既存のシス領域の変化で起きる

Muller. 相同性と新規形質について 3つのタイプに分類 Wagnerと質的に異なる wgnerの方が遺伝的機構に興味がある de novo originationとrepeated elementの特殊化を分けてnoveltyを語る 頭部中胚葉は、体節から進化したのか、それとも新しい胚環境の追加によって進化したのかという問題 体節から進化したのなら、一度体節ができた後に体節がばらけて頭部中胚葉に分化する de novoの場合体節ができる前に頭部中胚葉が出現する 

2012年 進化は選択と自己組織化によって説明される 自然選択説は個体が環境に適応し、生存する上での論理を作るが機構の点に関しては全く説明できていない 自然選択は多元的な実現可能性 Deacon : incomplete nature 近年よく聞かれるself organization まだ概念的には未熟

Lowe ナメクジウオは二次的にbrain mapを失う ギボシこそがancestral

2014年 モリス メタスプリギナ 初期脊椎動物 頭部に分節状の筋 人によって評価分かれる 

Marc Robinson-Rechaviら Kalinkaらの仕事に対する検証:解析次第では、アワーグラスモデルもヘッケル(ファンネル)モデルも正しくなってしまうし、逆に嘘になってしまう. 転写産物を進化的にどう捉えるかがまだ落ち着いていない

Wagner   Homology, genes and evolutionary innovation

プラグマティズム 意味論、言語ゲーム、プラトン主義、相同性概念を再構築したと、しかしセリーの操作に見える

若い頃集団遺伝をやりカナリゼーションの研究をする fin to limbが主な興味 門レベルの進化の説明は不十分

type I type II noveltyの分類 a structureの抽象性 相同性を道具と考えている  Special homology General homology Serial homologyの再定義

個体内での形態の個性化には、機能的な特異化が関係しているらしい. p69 哺乳類の前足と後ろ足の機能的差異など

脊椎動物頭部の外眼筋など、機能的特異化と個性化が連動している. ナメクジウオ では、前端まで筋節が伸び頭部と体幹との区別がないのは機能的特異化が起きず、もしくはその程度が低く中胚葉の個性化が起きていないからー前後軸パターンにおける遺伝的分極の有無の話を肯定する形態的個体化の理解.

2015年 Erwin DH, Novelty and Innovation in the history of life. noveltyと集団内でのradiationには差がある. よってinnovationとnoveltyの違いを指摘. WagnerのNoveltyはstrict sense. Erwinはより緩いnoveltyを考えている. noveltyはevodevoの経験主義がまだまだ足りておらず、情報の蓄積が今後の課題. 発生過程の遺伝的システムの変更と新奇形質の成立の実証が今後も様々なケースで示されることが、求められている. またevodevoはあくまで洞察を与えるが、進化の実相には迫れないという視座は内省的で良い.

2017年 櫛クラゲの系統的位置が混迷. conflict論文が複数.

Gee  Across the Bridge: Understanding the Origin of the Vertebrates

Hejnol 左右相称動物の神経系の収斂進化 逆転説、振り出しに戻る 収斂の機構論はどの程度コンセンサスが取れるのかが問題

2021年 Erwin DH noveltyとinnovation概念の構築

Noveltyについて:WagnerのType I, Type IIに対し、新たにType IIIを提案これはpre-existing characterの集合からなるnoveltyのこと. Type Iで insect wingを挙げているがvertebrate headを入れていないことに注意. 明文化していないがおそらくType IIIに分類されると考えている. Type IIIは、頭部認識によく対応するクラスであり、cladeの歴史とともに増加するらしい. つまり多様性が生じるタイプのnovelty. Erwinはまた、Wagnerと違い、あるGRNsが形態進化とリンクしないと考えている. 確かにWagner 2014ではこのあたりの書き方がやや抽象的であり、データが不足している印象を受ける.

©︎ Takayuki Onai